昨日は本当に2mmくらいのかわいい六角形のあられがちらついたりしてましたが……
さすがに笑ってばかりもいられないほどの土曜のどか雪。
こちらでは20cmほど積もりました。
ちょっと油断していたところもあり、痛い目をみないでもなかったのですが
野菜はひとまず無事(のはず、まだ見えないけど)、です。
ばたつきましたが、10日の発送も無事おこないました。
一部の野菜は、まず雪をかいてから取り出すという収穫に。
こちらは今回出荷の大根、
旬の冬はたくさん魅力的な品種が作れるので普通の青首はほとんど入りません。
普段洗わない大根も、限定の雪洗い大根に(笑)。
奥はひたすらの雪原ですが、畑です。
そして今週末のさらなる雪予報を受け……
今日はこれを掘っておきました。
↑黒いとこ、掘ってます。
大和芋! すでにお届け開始しています。
毎年、2〜3月に登場する、ちょっと奮発のひと品。
きめ細かくすりおろすと、とろっと・ふわっと、滋養たっぷり。
(掘った人はどろっとぐたっとしましたが)
うちはとろろ飯もとろろ麺も大好きですが、
生のとろろ感が苦手な方はお好み焼き風や磯部揚げのほか、
とろろにマヨネーズと塩で味付け(薄味のポテトサラダ的な感覚で)して
とけるチーズなどちょっとのせて焼くと、ひと味違ったふわっとグラタンに。
じわじわと春作の苗も育っています。
こちらはキャベツ。
トマトなんかももう芽が出てますよ。
じゃが芋の種も浴光開始。
どんどんとこういった管理が増えてきます。
ちなみにタイトルは中谷宇吉郎さんの言葉のパクリですが
モノ(雪)を詳細に科学的に見つめて
「ストーリー」を見出した美しい文章だと思います。
自分たち農家もちょっとは見習って
もっと深く、モノ(野菜)を
突き詰めていきたいものです。