玄関にぶらさげた最低温度計が−10℃を記録していたような日々から
今週に入ってもちなおし、今日はけっこうぽかぽかでした。
最近のブログであまり作業など公開していませんが、
いえいえ、ちゃんとやっているんですよ。
ちなみに今日は新しい畑で2回めの人参と、かぶと大根の播種をしました。
前回と同じくマルチ×二重トンネルで保温保湿。
でもちかごろメインの作業は・・・
また写真がパッとしないんですけど・・・(笑)。
(ほんとは1回目の人参のかわいい芽が出ているところを載せたかったのですが
トンネルの中で上手く撮れなかったのでボツにしてしまいました)
とにかく土づくり。
ハラダは連日せっせと
牛糞堆肥、鶏糞堆肥、米ぬか、石灰、天然ミネラル資材などを
運んでは撒き・運んでは撒いています。
「あれは悪くてあれがイイ」とか「実はアレは危ない」とかいった情報が
農薬だけでなく肥料に関してもいろいろと出回っているこのご時世。
都内のイベントでも「動物性の肥料が良くないってきいたんですけど・・・」
みたいな質問をされる方もいらっしゃったりで。
うちの施している肥料の詳細については後日また改めて書いてみたいと思っています。
農業に爪先が入ったか入らないかくらいの自分が差し出がましいようですが
とりあえずひとことだけ。
なにかひとつの意見にほだされて 安住してしまうのが最も怖いと思います。
それは勿論、自分もです。
土壌分析で出る値のみならず、過去の経歴・土質・予定作物・周辺環境・等々
多様かつ複合的・流動的な要素が互いに関係しあっている畑で、白か黒かなんて話はまずできません。
畑によって状況はまったく違ってしまうのです。
それでも絶対的な判断基準が欲しいから「あれがいい」「あれがよくない」と聞くと、ついその一点だけで引き摺られてしまいそうになりますが、危ないことです。
ハラダにしてもまだ新米農家ですが
赴くそのつど畑の土を手にとって、視ては触り、
自分で考えながら資材を入れているようです。
地温は低いですが、
微生物が動き菌糸が張りはじめているのも見られるようになってきましたよ。
一方わたしはあらたな建築(ほったて)作業へ。材料を大量発注。
うかうかしてると春が来てしまう。
素人設計図で定規もろくに使ってないですが、設計図書くの好きです。
ここでボルテージを上げて作業にとりかかれるのがベスト。
先を想像できるのは、人間の特権ですね。
<シズメ