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さあ、冬野菜の味の本番になってきました。
葉物の艶と、ごわっと、ちょっとちぢれたりする様子。
零下になってはじめて見られる姿です。
大根なんかの上の方も甘みが強くなってきました。
冬野菜の味の一番の決め手は、やはり順当な寒さだと思います。

前回の記事のあと、-3℃くらいまで冷える波が2〜3回ありました。
実測-3℃の様子はどんなものかというと

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こんな感じです。(この時はちょっと水分が多かったので氷の粒がすごい)
でも冬野菜はまだ耐えます。

-5℃より下がってくると、傷むものが出始めますが、同時に
ぎりぎりのいわゆる「名残り」の物も独特の味が出てきます。

空からの雪が地面に落ちてふっと溶ける直前のような
(実際は黒ずんだり、とろけたりでそんなきれいなものではないですが・・・)
際のその一瞬の味も楽しんでいただけたらと思います。

我々はその期間を少しでも伸ばせるように、
被覆資材を掛けたり、土を盛ったりと、これから画策したいと思います。

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ひっそりと頭を出してあたりの様子をうかがっているのは
まだ遠い、春に収獲できる(予定)のマメ。
小さな木の状態で冬を越し、暖かくなってきてから本生長する作型です。

霜以降
やはり予想通り早い今年の初霜は
10月29日に訪れました。実測でしっかり0℃。

でも、それ以降はあたたかめ、雨も多めで
なんだかあまり冬の気配はありません。
寒さに耐える、身の締まった野菜のからだづくりには
もうちょっと乾燥してほしいですね。
ここから冷えてくるようですが。

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寒さにあたってこその葉物といえば、法蓮草。露地ものは肉厚ぷりぷりの葉です。
この品種はだんだんと林檎のような風味が出てきます。

今年はたっぷりめに出来ていますし、
みなさんに人気のある野菜なので毎回お届けしています!

そしてその法蓮草の手前に写っているのは・・・↓

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こちら、ちぢみ法蓮草です。
地べたに広がるように座布団状に育ちます。
上の普通の法蓮草と比べると違いは歴然。
これからより強い寒さに当たると、もっともっと低く這いつくばり、
そして甘すぎるほど甘くなっていきます。

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こんな葉っぱの中に包まれて育っているのは

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カリフラワー。
こちらも今たくさん収穫中。
雪をイメージさせるような姿ですが、極寒には耐えられないので
それまでのあいだのお届けになります。

今が年間でもっとも豊富に野菜が採れる時期。
そこを過ぎると少しずつ寒さで傷んで収穫できない野菜も出始めます。

ちなみに現在お届け中の野菜は雨の影響で水分多めなので、
加水調理(茹でや蒸しなど)ではない加熱方法もオススメです。
スライスして軽くあぶったり、揚げたり、グリル調理などなど。

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寒さに強い毛皮を着込んでいる彼は最近やたら元気です。
(毛の増える時期ですし)
大好きな高いところで、はいポーズ。

<シズメ