さあ、冬野菜の味の本番になってきました。
葉物の艶と、ごわっと、ちょっとちぢれたりする様子。
零下になってはじめて見られる姿です。
大根なんかの上の方も甘みが強くなってきました。
冬野菜の味の一番の決め手は、やはり順当な寒さだと思います。
前回の記事のあと、-3℃くらいまで冷える波が2〜3回ありました。
実測-3℃の様子はどんなものかというと
こんな感じです。(この時はちょっと水分が多かったので氷の粒がすごい)
でも冬野菜はまだ耐えます。
-5℃より下がってくると、傷むものが出始めますが、同時に
ぎりぎりのいわゆる「名残り」の物も独特の味が出てきます。
空からの雪が地面に落ちてふっと溶ける直前のような
(実際は黒ずんだり、とろけたりでそんなきれいなものではないですが・・・)
際のその一瞬の味も楽しんでいただけたらと思います。
我々はその期間を少しでも伸ばせるように、
被覆資材を掛けたり、土を盛ったりと、これから画策したいと思います。
ひっそりと頭を出してあたりの様子をうかがっているのは
まだ遠い、春に収獲できる(予定)のマメ。
小さな木の状態で冬を越し、暖かくなってきてから本生長する作型です。