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解説・らっかせい
前回予告の、今まさに旬「生」落花生について。

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出荷はそろそろ折り返し地点、半分掘り終わったあたりです。

去年までは「茹で」調理の説明しか添えていなかったのですが、
なにげに出荷期間はひと月以上あり、複数回お手元に届く方が多いので
今年は「炒り」落花生の説明も書きました!

「茹で」落花生は、鮮度のいい掘りたてならではの食べ方なので、
これはこれで、初体験の方にはぜひ味わってみていただきたいもの。

なにしろ殻ごと塩ゆでするだけなので、かんたんですし!
それが適するように、中の豆を乾かさないよう気を付けて袋詰めまでもっていきます。

しかし。

一方で、ナッツが大好きなわたし。
炒り落花生も捨てがたい!

でも干さなくてはいけないし、
時間がかかるし・・・・・・と二の足を踏んでいたのですが、
いろいろとネットで調べたり自分で試したりしてみたところ
ポイントが分かれば、自家用なら思ったよりかんたんなことがわかりました。

詳細は同梱のおたよりにくどいくらい(笑)細かく書いているので
そちらを参考にしていただきたいのですが、
最初のポイントとなる「選別」について
ブログならではの写真付きでちょっと解説を。

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かわいいですねー。

じゃ、なかった、ええと
上の写真では、
←左にいくほど未熟豆・右にいくほど完熟豆→ 
になるよう並べたものです。

宅配セットでは、あえてこれらを混ざった状態でお出ししています。
どちらもそれぞれに良さがあるので、
どちらも楽しんで頂きたいとの考えからです。

豆のかたちは個性さまざま。
大きさもまちまちです。
熟度を見分ける基準は、「色」です。

DSC03288.JPG

左半分。
一番左端のものなどは、まだ殻も柔らかいので
出荷しないくらいくらいの未熟なもの。

色は洗って濡れたときにわかりやすいですが、
こうした若いものはオレンジ・黄味がかっています。
全体の中での割合的には少ないものです。

でも若い方が豆の柔らかさと甘みはあり、茹で落花生にするには適しています。

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一方、右半分。
熟してくると殻の内側が着色するので、殻がグレーがかって黒っぽく見えるようになります。
殻が固くなり、表面の凹凸もはっきりします。

甘味は減りますが、コクと風味が増し豆の水っぽさがなくなります。
「炒り」にするのに適した豆は、こちらの完熟豆。
(未熟なものはどうしても水分が多いため、
干しても時間がかかって実がやせ、味も薄く「炒り」には向きません。)

炒りピーナッツとなれば、砂糖衣をかけてお菓子にしたり
オイル+ニンニク・唐辛子で炒って塩を振ってフィリピン風おつまみにしたり
さらに用途が広がりますね。

お時間とご興味のある方は、ぜひそちらもチャレンジしてみてください!

※炒ったあとしばらく保存するときは湿気らないようにご注意!

<シズメ
当園の状況について
皆さまご存じの通り、
9月10日の大雨により同県内で水害が発生しました。
特に大きな被害の出た常総市など
一日も早く復旧出来るよう祈るばかりです。

こちらは水戸市ですが、降雨も長時間には及ばず
特別深刻な被害は出ておりません。
遅くなってしまいましたが、ご心配のお声も頂戴しましたので
簡単ですがここに報告させていただきます。
いつもありがとうございます。

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近日中にこれ(写真)についての記事を上げたいと思っています。

残ることのない夏から
すでに早くも、秋爛漫の空気ですね。
(おりしも台風ですが・・・・・・)
こんなに「残暑」がない夏も久しく覚えがないような。

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そして夏の記事をすっかりすっ飛ばしてしまいました。
ご覧の通り、ここらの田んぼでは稲刈りが始まっているほど。
こんなにブログをあけてしまったことは初めてな気がします・・・
何度か写真を撮ったり書きかけたりしつつもアップするタイミングを逸してしまって。

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ありし日のトマト。現在はもう完全終了しています。
今年は後半の管理に足りない部分があったので
来年はもっとよく出来るように、脳内反省会などしつつ。

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これもまだ元気なひと月以上前のオクラ。
勢いはなくなりましたが細々と収穫を続けつつ。

オクラは脇芽をのばさないで、上へ上へと栽培する方法をとっているので、
現在は手を伸ばしただけでは届かないほど背が高くなっています。

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見上げるとこんなシルエット。
秋の夕焼けをバックに眺めていると東南アジアの農村にいるかのような雰囲気。
(が、するのはわたしだけでしょうか)
いまは気温も肌寒いくらいなので、熱帯性の彼等にはやっとの環境ですが
細々と採れているものは、いわゆる「なごり」の濃い味がします。

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これも生育旺盛期のありし日のナスですが、
今は秋ナスとしてマイペースにがんばっています。

しかしながら、今秋は急激に気温が下がったので夏野菜陣は例年よりも苦戦中。
お便りにも書いたのですが、
なかなか秋が旬ど真ん中、という野菜はそもそも少ないのですが
あることは、あります。
絶賛(?)収穫開始したそちらは、また追ってご紹介・・・。

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今回は振り返り記事ということで、これも先月中の写真ですが
秋冬作のキャベツ・ブロッコリー等の畑です。
植え付けはピークを過ぎてきていますが、
まだまだ来年採るための大切な種播きがたくさん残っています。
このところ雨が多いためトータルの日照が少なく、育ちが悪いのは困りものですが
虫害は少なめに推移している気がします。

台風明けからはぜひ、晴れてたっぷりの陽の光を浴びせてほしいものです。

さいごに、久しぶりなのでこちらの方の近況も。

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「涼しいから、いっぱいねむれるよ。」

・・・・・・よかったね。

<シズメ