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寒いですね!
・・・しばし考えましたが他に言葉の選びようがない残念な思考停止、
になるほどなかなかの寒さです。
朝の実測気温が-5℃を下回ると、自分としては「厳寒期」というくくりになるのですが
12月の前半からそんな感じになっています。
そんなわけで、天候不良で遅れていた野菜の生育も寒さでさらに強いブレーキをかけられ、
葉物の写真をアップするつもりでしたがあまりない・・・
出荷予定量にあわせてぎりぎり収獲・・・・・・
そして写真を撮っている場合ではなくて保温!被覆!!という作業に終始していたら
すっかり畑も閑散と、そして残っているものはひたすら何かに覆われていて
見えない・・・という状況になってしまいました。すみません。
たとえばこんな感じです。
これはかぶですが、最終的にはこの上にさらに黒い遮光ネットをかけて寒さに耐えてもらっています。
こちらの露地かぶはもう終了ですね。
露地葉物。
白菜・キャベツ。
その他諸々。
(見えないよ!と突っ込んでください)
次にバトンを引き継ぐのは葉物・かぶ類は無加温ハウスの中。
ハウスの中ではこんなかんじに。
でも、やっぱりさらに不織布をかけたり、トンネルをかけたりして、
今度はそれを毎朝毎晩開けたり閉めたりという管理作業がもれなくついてきます。
野菜にとっては苦行でしかないとは思うのですが、
そんな極寒のなかでこそ蓄えられる滋味・甘味・栄養が真冬の野菜の醍醐味です。
見た目はちょっといまいちになりますが、召し上がって頂ければご納得頂けるのではないかと思います。
加えて、寒い中であつあつできたての料理にありつく、というシチュエーションも
さらに味わいを増す一要素でしょうか。
だから個人的には冬の寒さも嫌いじゃないです。
当園の守護天使は、このごろはよく
冬のお気に入りひだまりポジションにて見張り(昼寝じゃないです仕事中です)です。
<シズメ
年の瀬も近づいてきました。
今年も色々と食べました。
そして色々と振り返る時節です。
多いときはほぼ毎日
野菜を採って、お店や宅配業者さんに届けていました。
少しでも美味しい野菜
良い野菜とは何だろうと畑で野菜を
食べ続け考えてきました。
それと合わせて
数年前の震災時より
自分達のような小さな農家は
社会のなかで
そして「食」というカテゴリーの中で
存在価値があるのか
またどのような価値を作れるのかと
ヒタヒタと考えてきました。
いまだに考え続ける日々です。
そんな余計な考えもそこそこに
食べることは楽しいです。
お店に行く時なんて、いつもワクワクです。
毎回、多種多様なものを箱に詰め込んで
送らせていただいておりますが
お客様方々にもそう思ってもらえたら
本懐でございます。
皆さまどうか良いお年を。
(ちょっと早いのでまた何か書くかもしれませんが・・・)
ハラダ